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順位だけは決めたままなかなかブログに書き出せませんでした、その間に年が変わってしまった。遅ればせながら明けましておめでとうございます。 
とにかく自分が去年出会った作品、ですが基本的には2013年11月までに聞けたアルバムが対象です。洋楽を全く聴けなかったので(あんなに豊作だったのに)邦楽のみ。もうどうせなら殴り書きのようなぱっとしない短い記事ですが、気の変わらないうちに送り出してしまいたいと思います。今年の年末にはこちらの企画に間に合うようにクオリティ的にも諸々できればいいなあ。
[告知] 個々の2013年の邦楽アルバムのベストを探しています - pitti blog


10位 : 青すぎる空 / 夢見てる

青すぎる空

いつまでも醒めない青春という夢。それをいつまでも一緒に追いかけたい。ゆるエモフォークな感じで。 
 
 
9位 : BREAK MY SILENCE / 高橋優
BREAK MY SILENCE(通常盤)

高橋優の歌う言葉はいつもリアルだなーと思ってたけど、今作は若者あるあるじゃなくって自分の歌だから余計にリアルで。ついにえぐり出される高橋優の自分自身。 
 
 
8位 : 愚かな者の語ること / GRAPEVINE
愚かな者の語ること [通常盤]

成熟し切った中堅もはや中年ロックバンドの描き出す世界はいまでもヒリヒリしていてロマンティックで切ない。
 
 

7位 : IN RAIMBOW TOKYO / うみのて

東京駅

バンド名から勝手にゆるゆるロックかなーなんてふわふわ想像してたら(前情報はSAYONARA BABY BLUEのMVだけだった、けどいま思うと間奏ぎゅいんぎゅいんだった)全然違うじゃんかっこいいな、あーびっくりした。
 
 
6位 : 未来大人宣言 / SOPHIA
未来大人宣言

2013年で活動休止宣言をしたSOPHIA。2013年末に3人で活動を開始する松岡ジル赤松。活動休止の理由に様々な憶測があるけれど、作品に罪はない。武道館は本当によかった。
 
 
5位 : Zeitgeist / THE NOVEMBERS


自らが盾となって音楽業界の現状を変えようとしているTHE NOVEMBERS、湿気た闇を背負う流れを打破するがごとく、ラスト2曲のドラマ性がどうにも泣けてしまう。
 
 
4位 : sakanaction / サカナクション
sakanaction (通常盤)

サカナクションの表と裏、仕事と趣味、明と暗、すべて詰め込んだ名刺がわりの1枚。そろそろ休みをあげてくれ。
 
 
3位 : Sattelite Lovers / For Tracy Hyde


HYDEって入ってるグループ名っていうだけでつい一聴してしまう性。 でもそんな惰性まったくいらなかった。ずっと聞ける。
 
 
2位 : スコットとリバース / Scott & Rivers
スコットとリバース

とにかく超可愛い。元のバンドはあまり聞いたことなくても、あまりの美メロさ加減にもはや中毒。世界的バンドのボーカル2人が邦楽をやりたくなった結果こんなにもポップに。
 
 
1位 : Signed Pop / 秦基博
Signed POP

とにかく心地いい。飽きない。1年中通して聞けるし永遠に普遍的に聞いていられるし、なによりも儚くて頑丈な魔法のようなこえとうた。これしかない。
 
 
 
ということで秦基博が1位です。2013年はどちらかといえば好みがポップ寄りだった。本当は12月に出たgeek sleep sheepsやRADWIMPSも入れたかったんだけど聞き込めなかったので泣く泣く除外。下記は順位付けなしの次点。本当は夢見てるは2012年の作品だから省いてもよかったんだけど、でも省けなかった。
 
新世界 / ACIDMAN
Shout to the Walls! / NICO touches the Walls
 
この2枚は本当に最後まで迷った。どちらもかなりいいアルバムです。
 
今回初めて年間ランキングの記事を書いてみて、自分だけの順位だって割り切って書ければ年間ランキングの記事にも意味があるんだなと思えた。正直自己満意外の何者でもないけど、それでもなんだかなにか前に進むきっかけになれそうです。2014年はもっとアウトプット主体にシフトしていければと思います。よし!目標ができた!
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ほぼこれがやりたいがためにブログ作ったようなものです。嘘です。
でもブログやるからにはこの企画やりたいなと思ってました。これは本当。

J-POPとロキノンの狭間の世界にいるので、いわゆる多数の音楽系ブログとは違った趣向になると思いますが、いいじゃない、他人の趣向なんてどうだって。自分のために残したいのだ。

ということで今年私のよく聴いた、好きな、取り上げておきたい10曲のご紹介です。

ちなみに2012年はこんな感じ。デフォルトの音量が大きいので注意ください。

2012 JAPAN MIX from ya_ya on 8tracks Radio.

順位はつけてないのでリスト順ですが、こんな感じ。

ファッションモンスター / きゃりーぱみゅぱみゅ
24 hours / N'夙川BOYS
流星のスコール / UNISONSSQUARE GARDEN
夜の踊り子 / サカナクション
チャンカパーナ / NEWS
ハテナ / チャットモンチー
手と手 / クリープハイプ
しょうがないマイラブ / タルトタタン
桜流し / 宇多田ヒカル


それでは2013年の振り返り始めます!

 

10位 : Lonley Hearts / 加藤ミリヤ

      

音符いっぱいに詰め込まれた歌詞は、思春期以降もこじらせがちな女子特有のの孤独感、周りとの違和感、焦燥感そういったものを対象にし、戦い、認め、赦す。そしてそういう歌を歌える女性歌手を加藤ミリヤ以外には20代の浜崎あゆみしか知らない。加藤ミリヤには、清水さんとのコラボは年に一回でいいからもっといい歌をたくさん歌ってほしい。って年始早々にAIとVERVALと組むんですかそうですか。


9位 : 1mm / Perfume

現実はずっと想像の上を行く 覚悟がまだまだ 1ミリも 足りないね
1mmとは君と僕の距離なのか、それとも自分と夢との距離なのか。華原朋美へ「私をどうにか輝かせるため 苦しんだり悩んだりしてがんばってる」と歌わせた小室哲哉のように、中田ヤスタカからのPerfumeへのいましめというかそういうものなのか、、なんてことまで考えてしまった曲。それでも歌詞がきゅんとくるのはヤスタカ氏のずるいところ。 8位 : hitsuji / geek sleep sheep L'Arc-en -Cielのyukihiro、凛として時雨の345、MO'SOME TONEBENDERの百々和宏の3人で組んだバンドのデビュー曲。このメンツでどういう音を出すのかいろいろシミュレーションしていた。けれどもそれらの想像を遥かに超えた、イントロの多幸感が永遠に続くような日常系ドリーミングポップ。シューゲイザー、スマパンというキーワードが脳裏をよぎり、現実からトリップできる。ひなたぼっこしながらうとうとと眠りにつきたい。 7位 : われら / GRAPEVINE (「われら」がなかったので代わりと言ってはなんだけど「なしくずしの愛」でどうかひとつ) 歌詞が文学的と言われてもてはやされてる頃はさすがに年齢的に知らないが(その2年後に出会う)、いまはもはや歌詞が文学だと思う。この曲の歌詞はかなりハイ。宗教か洗脳か、第三国に対するわれら=ファンか家族、善良な市民または日本人のあるべき姿について語っているのかなんて思ったもので、もはや題材的に村上春樹か!!!というツッコミをしようと思ったら「われら」という本があったのね。読んだことないけどなんとなくこれにひっかけたんだろうなという感覚はある。冷静な前半から流れ着いた後半のアンセム感が神々しくてぐっと来る。そのわりにあっさりなのもバインらしくて好きだ。
われら (岩波文庫)
ザミャーチン
岩波書店
1992-01-16

6位 : 魔法が使えないなら / 大森靖子 ニューアルバムが出ることですでににぎわっている大森靖子界隈。同い年の歌手は無条件で嬉しい。この曲はCDで聞いてるだけでも前から横から後ろから声が、知らないはずなのに顔が、さわれないはずなのに心が迫ってくる。押して引いて押して切り離す構成にもう、ツンデレもいい加減にしてこっちおいでって言いたくなる。 5位 : さらさら / スピッツ タイトルどおり本当にさらっとした耳馴染みのよい曲。東日本大震災以後はじめてのリリースとなる曲らしく、震災で受けたショックをきっちり消化した上でマサムネ氏なりのポジティブさを曲に落とし込む。それでも、それなのにどこかひっかかりを残す声。切なさや悲しみや歓びや、あらゆる心情をひとまとめに抱えられる草野マサムネの一本の声。 4位 : 憂、燦々 / クリープハイプ やりやがった。ネタバンドになるか本格派扱いされるかの分かれ道で、尾崎世界観はやりやがったよ。まーあファンがいろいろあれかも知れないけど、本人たちは至って真面目に音楽と生きてると思う。いくら好きでもこんなにも社会にコミットした自分たちの音楽を鳴らせると思わなかったから、最初に聞いたときは驚いた。プロとして生きていくんだという意識としみったれた根性に心から拍手を贈りたい。 3位 : 渚のお姉サマー / NEWS 2013年の夏はこの曲なしには語れない。純度200%のキュートなアイドルソング。この曲を再生した途端に日常ががらっと別物に、ラッシュアワーの電車の中がハワイのビーチに思えた夏でした。シングルじゃないのが本当に惜しいしもはや悔しいけれど、デビュー10周年のお兄さんたちが醸し出すフレッシュさというのは見逃せないプロの仕事かと。ジャニーズ熱い。 2位 : インベーダーインベーダー / きゃりーぱみゅぱみゅ
そんなに言うなら おっしゃLet's 世界征服
世界のカワイイを一心に背負うきゃりーぱみゅぱみゅはもはやカッコイイでしょ。この言葉をものともせず引き受ける度量と覚悟に、感動して震えた。 1位 : ミュージック / サカナクション 今年はこの曲以外なかった。最高だった。ラストがやばすぎて自分や友人のカラオケですら泣きそうになる。幕張メッセでは実際泣いてしまった。他に言葉なんかないよ。 つっっっかれたー!これ仕上げるのに1週間ぐらいかかりました。2年連続でサカナクション、きゃりーぱみゅぱみゅ、NEWS、クリープハイプが入っちゃったなー。来年はもう少し変動があるといいんだけど。 私がサカナクションときゃりーぱみゅぱみゅを絶対的に好きな理由は、柴那典さんのこの記事に暴かれてしまってるので、もし読み落としてる方は是非。 http://shiba710.blog34.fc2.com/blog-entry-552.html ゆるゆるランキングでしたがひとまず書き終わることができてよかった、楽しかった。アルバムもやれたらやりたいなー。
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