そんなわけで初フジ参戦を果たしたわけですが、フジロックは現地やばいよ!などとみんながみんな脅してくるので強めの装備を持って行きました。
ネットの先輩たちの知恵もふんだんに調べまくったうえでのチョイスのつもりでしたが、結果的にラブシャに行く装備とそんなに変わらなかったなというのが大きな印象。向こうも富士山の山中湖だもん。

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※このウインドブレーカーは着なかった。

≪条件≫
◼︎日程 4泊5日
◼︎環境 苗場の宿(会場から徒歩5分)
◼︎荷物 スーツケース、バックパック、サコッシュ

≪サコッシュ編≫
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※何故か東京駅によく売ってるサッポロクラシック。世界でいちばん愛してる。


無印のイエロー(撥水加工)。仕切りはない。
用途はすぐに取り出したいもの、小さく軽いもの。貴重品など。

・扇子
・サングラス
・iPhone8
・現地配布のタイテ&マップ
・ビニール製チューブ型水筒(サコッシュにぶら下げ)
・小銭用のジップロック
・お直しポーチ(リップクリーム、リップ、リキッドファンデ、日焼け止め、目薬、常備薬)
・フラグメントケース(お札、免許証、保険証、クレジットカード、キャッシュカード、越後湯沢に降り立った足で購入した帰りの切符)

やはり宿がいくら近くても相部屋に貴重品を置いていくのは怖くて、帰りの切符まで持ち歩いていた。基本的に会場では電子マネーを利用した。飲食費はだいたい1日5000円くらい。だいたいアルコール。ただ大雨の最中などは回線がうまく繋がらず現金で支払った屋台もいくつかあったので、フジに限らずやはり現金も少しは必要ということがわかった。

≪バックパック編≫
バックパックはadidasの黒。上のリンクの商品のものではないけれど近しいもので、外ポケットのジッパーはすべて止水ジッパーという優れもの。シャカシャカ素材のため濡れてもまったく気にならない。豪雨のときは屋久島用に買ったリュックカバーを装着。背中がメッシュ生地かつ本体がとても軽いので疲れにくかった。

◼︎外ポケット
・Anker製モバイルバッテリー
・Lightningケーブル
・ゴミ袋(ゲートでもらったもの)
・リュックカバー(30L)

◼︎衛生用品(ジップロック)
・除菌シート、汗拭きシート、虫除けシート、水に流せるティッシュ、マスク
汗拭きシートはビオレの体感-3℃のものをチョイス。今回はそこまで使用頻度が高くなかったけれど、サマソニなら必須アイテムになること必至!余ったら日常使いにももちろんおすすめ!

◼︎予備着替え類(ジップロック)
・ゴアテックス上(スーツケースから入替え)
・タオル、靴下、Tシャツ、カーディガン
着替え類はずぶ濡れになったとき用にジップロックで防水。だけど今回の雨でさえ使わなかったので今後も必要ないかもしれない。ゴアテックスはお守りのように、晴れでも持ち歩きたい。


≪スーツケース編≫
スーツケースもおそらく30〜40Lのもの。これも購入したのがだいぶ前なので上記リンクは実物ではないけれど、赤でフロントが開くタイプ。同行者に小さすぎ!と驚かれた。これにこれだけ詰められるんだよ。

◼︎野外用
・折り畳み椅子(3COINS)
・レジャーシート(友人持参)
折り畳み椅子、本当にあったほうがいい!できれば背もたれ付きがいいけどすぐに畳めるものがいいよね。いつ雨が降るかわからないんだもん…。またレジャーシートはグリーンで観るときに引くと最高だった。あまり大きいと邪魔だけど、食べ物を地面に直接置かないだけでストレスが減る。

◼︎着替え① 雨対策
・帽子(モンベル)
・ゴアテックス上下(ノースフェイス)
・長靴(野鳥の会)
帽子は360°つば付きのもの。帽子に防水スプレーを振っておくのだぞというライフハックを実践したら、どしゃ降りでも本当に頭が守られて素晴らしかった。
ゴアテックスは10年ぶりに引っ張り出したけど、きちんと浸水を防いでくれた。次回使うときは防水スプレーを振りかけて、復活祭をしよう。もう一生着る。
野鳥の会の長靴は遭遇率が凄かった!だけど安定の素晴らしさ。穴が開く直前まで愛することを誓う。

◼︎着替え②
・Tシャツ×3(4)
・登山用スカート×1(モンベル)
Tシャツはリンキン・パーク、カート・コバーン、マン・レイというすでにこの世にいない人だらけのラインナップになってしまったので、岩盤でスヌーピーを買い足した。

◼︎着替え③
・登山用インナー×3(モンベル)
・スポーツ用ブラ×3(?)
・スポーツ用レギンス×2(モンベル)
・靴下×5(予備含・ユニクロ)
登山用のインナーは2日め、3日めに着用。保温性と通気性を兼ね備えているので夏でも冬でもグッドガール。ワイヤーのブラって痛いし蒸れるよね。やっぱりスポブラがおすすめ。適当なスポーツ用品店で購入した。あとモンベルのスポーツ用レギンスは、フェスに行くときは必須。

◼︎着替え④
・寝巻き
・下着類
最低気温15℃という予報を見ていたので、夜が冷えるかと危惧してスウェット上下を持参。結果Tシャツで十分だったのでユニクロの着古しだった上は捨てた。下はスウェットでもリラコでも快適に過ごせると思う。ただしショートパンツで脚を出して夜に宿をうろうろする女性は好きじゃないです。寝巻きのTシャツは昨年のサマーソニック。


◼︎宿に置いていたもの
・バスタオル(モンベル)
・ドライヤー
・歯ブラシ&歯磨き粉
・薬の予備
・IKEAの袋
・壁掛け用物干し
・制汗剤
・ボディクリーム
・休足時間
・スパバッグ
・スキンケア用品(クレンジングシート、化粧水&乳液、美白美容液)
・化粧品(日焼け止め兼下地、リキッドファンデ、リキッドコンシーラー、アイシャドウ下地、アイシャドウ2色、リキッドアイライナー)

お風呂用のスパバッグは地味にお風呂との往来に便利。あとドライヤーを持って行ったのは大正解!大部屋だから多少は気を遣ったものの、雨に濡れたものも乾かせる優れものとは彼奴のこと。あと普通に髪のコンディションが守られた。疲れた足には休足時間を。あと寝るときに座布団で足元をかさ上げするとより回復するよね。便利だったのがクレンジング兼洗顔シート!夜も朝もこれに頼りきりだった。おなじみIKEAの袋は、これに限らずなんでもいいのだけど、ベッドにポーチ類をたくさん放置して部屋を出るのがなんとなく憚られたので、ポーチ類を袋にぶち込んでベッドの枠にひっかけていた。

◼︎フェイス・ボディケアのあれそれ
・日焼け止め顔用:ADDICTION スキンプロテクター(SPF50+ PA++++)
・日焼け止め体用:Biore UV Athlism(SPF50+ PA++++)
ADDICTIONは毎年下地として使用している。ちょっとテカるしちょっと焼けるかもしれないけど、荒れないので信頼している。Biore Athlismははじめての使用。山の上という以外は大きく日焼けする状況ではなかったので比較は難しいけど、おそらく焼けていないことと、それ以外も塗り心地がするする伸びて白残りもせずボディクリームのようななめらかさで心地よく過ごせた。
・HAKUの薬用美白美容液ファンデーション(SPF30 PA+++)、これが素晴らしい!つけ心地が軽くて、落ちる感じも汚くない。チューブタイプなので塗り直しも気楽。持ってきてよかった。
ONE BY KOSEテカリ防止化粧水の試供品を手に入れたので朝だけつけていたのだけど、効果が絶大だった。汗や雨で化粧が落ちるまでの間、テカテカをマジで阻止してくれた。これは毎夏リピートしたい逸品。
ボディクリームは夜だけでも絶対塗ったほうがいい。大雨の翌日の会場の水はけの良さが、土地元来の乾燥を物語っていた。つまり雨は降ってもそもそもスキー場のある乾燥地帯なわけだ。あちこちしっとりと塗りこみましょう。
リップクリームもおなじく必需品!乾燥地帯なことと日差しが強烈なため、結構ずる剥けになります。色付きリップはこんな場所でも便利。わたしは極度の乾燥嫌いかつお気に入りのリップを塗りたかったので無色タイプにした。
口紅はコフレドールのスキンシンクロルージュRD-228がこの夏のお気に入りです💄でも現地で塗っていたのはADDICTIONの昨年のクリスマスコフレ。
・メイクの断捨離
眉毛がしっかりふさふさしているのが学生の頃はコンプレックスだったけど、いまのふわ眉流行はありがたくてノーアイブロウで毎日過ごしていた。あとクレンジングを手早く済ませたかったのでノーマスカラ。そしてどうせ日焼けで頬が染まるだろうとノーチーク。そのかわりリップはリップクリームの上からこまめに塗って過ごしていた。

◼︎使わなかったもの
・ウィンドブレーカー、カーディガン
どちらも着替えたり追加するタイミングがなく、かさばっただけでした。着替えの予備も持ち歩いていたけど、今回の悪天候で不要なのできっと永遠に不要。だいたい着替える場所もない。
・虫除けスプレー、シート
とんぼと友だちになったので必要ありません。テントじゃないならいらないかも。
・扇子
今年が雨ばっかり降ってまったく暑くなかったというのもあるかも。

◼︎まとめ
苗場で過ごしているとだんだん心も身体もタフになっていくので、大抵のものはいらないという境地に陥る。ただ宿をまた探すならランドリー付きのところがいいなあ。
いつかまた苗場に行くかもしれない未来のわたしと、まだ見ぬ誰かのお役に立てば幸いです!