2015年06月

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LUNATIC FEST. 公式サイト
ルナフェスの興奮、これは残しておかにゃあかんという使命感に駆られて。

もともとX JAPANもLUNA SEAも全盛期を知らず、Xを初めて知ったのはやはりhideの死だったし、LUNA SEAも河村隆一ソロの方を先に知った(だから気をつけないといまだに彼を河村と指してしまう)
このシーン界隈においてオリジナルアルバムを所持しているのは今回呼ばれていないラルクとSOPHIAと清春ソロぐらいのもので、GLAYでさえベストを除いてはオリジナルアルバムは1枚しか持っていないほどの縁遠いラインナップだった。というのもこれまで沼にはまる恐怖で自分を抑え付けていたから。それなのにめっちゃくちゃ楽しかったし笑顔になったしほっこりしたし、安心して狂気の渦に身を預けられた。結成20年を超えるバンドが多く出演していたけど、やはりその厚みたるや素晴らしかった。


DAY 1

オープニングアクトのLUNACYを見てみたかったんだけど、さすがに濃すぎるよなという危惧と、チケット受け渡しに手間取って結局11時半ごろ会場入り。フードエリアがクラブのような趣でさっそく異次元感。

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9mm Parabellum Bullet
ステージにたどり着くとすでに「Cold Edge」演奏中。
あれ?ベースあんなイケメンだっけ?んー…?Jじゃん!!!!!!!!!(目が覚める)
「Black Market Blues」も聴いたのに、モニターに滝が全然映らず9mm見た感が薄いのが正直な所。でも気迫みなぎってて凄かった。

the telephones
黒服ばかりのライブ会場ではなかったにしても、ごく一握りtelephonesのグッズを身に付けたキッズがいて敬服するばかり。ノブさんやり切ってた。ここでも会場をディスコにするべく「We Are」「 \DISCOOOOOOO!!!!/」と叫んだのがハイライト。凄く良かった。

あとライブ終わりにお姐さんたちの会話が印象的すぎて。
「なんで活休するんだろうね〜?」
「あれじゃん、やっぱテレフォンズじゃちょっと古いからじゃん?」
「え?」
「なんだろう、アイフォンズとかさww」
「あ、スマホーズとか??www」


ここでSIAM SHADEに備え物販とごはん…と行きたかったのだけど、まさかの物販長蛇すぎる列。でも1時間半あるし行けるだろう…と踏んだのが甘かった。結局1時間半並んだけどグッズ購入諦め。


SIAM SHADE

めっちゃめちゃよかったーーーーーーーーーーー!楽器隊のパワフルさと、栄喜の負けない強さ!声!!!曲がいいじゃん!歌詞が可愛いじゃん!有り余るポップネス!だけどハード曲の破壊性抜群じゃん!バンドの強靭さが浮き彫りとなって最高だった!日本にはSIAM SHADEもいるぜ?と言って誰彼なしに触れ込みたくなるぐらいかっこ良かった。

いつ手にとったのかも忘れてしまったけど、SIAM SHADEのA面集を借りたことがあって。「1/3の純情な感情」はもちろん「グレイシャルLOVE」「曇りのち晴れ」あたりは当時からなんとなく知ってたんだけど、その数年後A面集にとてもはまって。いちばん聴いていたのは大学時代の暗室かもしれない笑。ダウナーになりがちなときの薬だったんだ。それで 「RAIN」「Dreams」聴けたのでもう感無量でございました…!スーパーアリーナ行きたいからオリジナルアルバム聴く!!!!

(余談:アウトデラックスの栄喜と「1/3〜」しか知らない同行者が、全然アウトじゃない!超かっこいい!ライブ行きたいかも!と言っていました)


しかし、なにか食べ物を…とゾンビ状態。幸いフードエリアは空いていたので食べ物死守。


DIR EN GREY

戻ったときにはラスト3曲ぐらい。いろいろなものを凌駕した圧倒的な世界観。聴く人をはっきりと選ぶ音楽だと思うけど、ライブはやっぱり凄まじかったな。照明や映像も意図のはっきりとしたもので、でもとにかく京様のボーカリゼーション本当にすごい。

DEAD END

噂のデッドエンド!!!彼らから影響を受けた音楽で育っているので、とても馴染みよく聴きやすい〜。なによりMORRIE様素敵すぎる。RYUICHIとSUGIZOの競演もあり、魅惑的なステージでございました。ちゃんと予習していけばよかった…。

X JAPAN
Xは巻き込む力が本当に凄いと思う。超強力磁石のように、会場を無理矢理にでも一つにするだけの筋力。HIDEの死もTAIJIの死も、全部「わたしが」受けた傷のように感じてしまえるほどの圧倒的な支配力。完全なる後追いだから、そんなこと思わされるなんてわけわからんのよ本当は。だけど思えてしまうんだもん。わけわからん。凄すぎる。放心だった。
会場をコーラス隊にしての公開レコーディングした「Kiss the Sky」も入る20年ぶりのアルバム、一体どのような出来上がりになるのだろう。勿体ぶらずに出してほしいけど、とっても勿体ぶるんだろうね笑。楽しみに待っています。

LUNA SEA

あれだけhideとTAIJIのことを意識したあとに放たれた「ピンクスパイダー」カバーよ…!!!もちろんカバーがあってもなくてもLUNA SEAのライブは凄まじくかっこいいんだけど、Xとの絆のような深い繋がりを伝えられたような気がして素晴らしかった。あとは2日めに書く。


そんなこんなで最小限のごはん屋さんと物販列に多くのアクトを見ることを阻まれた動線がわかった1日めでした。だけどステージエリアに関してはもう最高としかいえない!

DAY 2


いやー日曜のイオンはバカ混みするのわかってるよ?わかってたんだけどね…(会場近くにあったのでつい)この日は最小限見れたらいいかなんて思っていたのだけど、帰り際になって後悔した件。MUCC観てみたかったしminus(-)もKA.F.KAも観ればよかった。

[Alexandros]

普段もっと音外さないのにあら?川上さん?と思っていたら後半は持ち直したので緊張由来かしらと。いつもよりアレンジがちょっとメタルっぽかった。場所取りのため最果てから見ていたのだけど、わりとあちこちで手が挙がっていました。ミスチルに通じる軽薄さを感じるけどフェスだと見ちゃう。にくい男だよね〜

GLAY

東京ドーム以来1ヶ月ぶり2度めのGLAY。ドームで「おれらアウェイだから来てね!」と言っていたので覚悟していたけど、リリースしたての「HEROS」「微熱(A)girl summer」とライブ定番「TILL KINGDOM COME」以外、すべて90年代の曲!LUNA SEAにインスパイアされた「月に祈る」!!LUNA SEAのカバー「SHADE」はHISASHIたっての希望というエピソードも含めて、LUNA SEAへのリスペクトを込めまくった誠実なかっこいいステージでありました…!GLAYチョップ!

BUCK-TICK

見るんじゃなかった。そう思えるほど、魔界の扉を開いてしまったような。
前半踊らせる曲が続いて、わ〜こんな感じなんだ?と思っていたらJが現れて(J!!!!!!)デュエットしたあとは、いわゆるバクチク節として無意識に脳髄にインプットされているような退廃美の後半。映像も、幾何学的だったり宇宙幻想的だったり綺麗だった。それにしてもいや〜〜〜〜櫻井大魔王様のJを見やる絶対零度の視線よ…吐血寸前でした。屈した。あと大魔王様おててが長いから所作がとても美しい…あ、誰かと比較したわけじゃございませんので…

LUNA SEA

前日の後半あたりからRYUICHIの喉がやられ始め、この日も最初はよかったんだけど途中からボロボロに。喉が強すぎることで有名なRYUICHIさん、こんなの珍しすぎる。だけど得てして凄まじかった。
まず「TONIGHT」始まりに大興奮!そして「ROCKET DIVE」カバーでまわりのお姉さんがた少なくとも3人号泣…!さらにどの曲か記憶ぶっ飛んでるけど、燃え上がる炎柱の演出はいままで観た中で一番熱いものだった。「TIME IS DEAD」あたりからだんだん低い声が出なくなってきて、鬼気迫る、というか狂気を超えた本編ラストの「ROSIER」が本当に最高だった。
アンコールのセッションでは「昨日から見せてもらってるから、RYUICHIさんが頑張って歌ってるのを見て泣けてきちゃった」TERUとRYUICHIが一緒に「BELIEVE」を歌う感動的な2ショット、の真ん中にがっつり映り込むピエール中野に爆笑で感情が一時迷子になったものの、ラスト5人の万感の想いが込められた「WISH」にはただただ感動した…!!!



2日間通して感じたのは、観客に爪痕を残そうとする姿勢よりも「LUNA SEA」主催のフェスだから、LUNA SEAに愛やリスペクトを表現することに重点を置いたパフォーマンスやセットリストが多く見受けられて、アーティストの世界観を全力で表現している感覚があったのね。それっていわゆる定番のロックフェスにはあまり見ないスタイルだなあと感じた。それを求めてるのがリスナーだったりするからしょうがないけど、今の時代は盛り上げ偏重型だもんね。やっぱりルナフェスはフェスというより対バンという感じが近いかもしれない。あと出演者とLUNA SEAのメンバーとの関係性や、師弟関係を超えた血縁関係のようなものまで感じることができて、幾度の骨肉の争いを経てこの人たちはずっと音楽を続けているんだと感じた。

SUGIZOは「アーティストによるアーティストのためのフェス」と言っていたけど、それがとても心地よかったし、いいものばかりを目撃できた満足感が半端ない。もっといろいろ柔軟に聴いていきたいと思った所存。というか全然知らなくて歯痒い思いをした。なのでリベンジも含めて、次回があるならまた絶対行きたい!素晴らしく濃密で美しい時間と空間をありがとう!


RYU「たくさんの先輩たちが健在なうちにもっとこういうことを一緒にやって繋げていきたい」
会場・メンバー「ザワッ(健在って…笑)」
RYU「いまのそんなにおかしかった?(天然)」

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この日は千秋楽前日公演。
わたしのFC入会用紙に書いたグループの中の名前は「加藤シゲアキ」だし、基本的にしげちゃんばかり見ている(BYAKUYA〜スノエク!!!!!!!!!!!まじハデス!!!!!!!!!!!!!死)。
けれどもこの日のライブでは手越祐也に恋をせざるを得なかった。そこから逃げられなかった。翌日にはコンサートの千秋楽が終わったのに、わたしはいまもまだ手越さんに恋をし続けている。

手越祐也は誰よりもアイドルでありファンのことが心から大好きである。
大体の人がハア?と思うだろうけど、蠍座って執念深く一途にその人だけを求め続けるんだよ。蠍座の習性をある程度真実だと仮定して、報道もある程度真実だと仮定するじゃん。まさか前日に勃発するとは思わなかったけど笑、あれだけ女の子変遷がめまぐるしいってことは、RTでも見たけどやはりファン>彼女たちなのが真実味を帯びてしまうじゃないよ…!というとても女子的分析を織り交ぜつつ、完全にファンを彼女だと思っていることが真実だとしか思えない。わたしが真実だと思うことと、手越さんご本人の真実はもちろん違っていていい。だけど真実だと信じてもいいなという安心感と自信を与えてくれたのは手越さんだ。本当にどんだけポジティブなんだろう。手越さんのポジティブが移った気がする。ポジティブな人の隣にいるのはうざい時もあるけど大体がいい方向に進むから楽だよね。ほらやっぱりファンは彼女なんだよ!

NEWSはみんなアイドル以外の顔がある。
小山慶一郎はキャスター、加藤シゲアキは作家、増田貴久はファッション。だけど手越祐也だけは、たとえサッカーW杯キャスターをこなしても、アイドル像と違う顔にはならない。つまりNEWSの一枚岩の頑丈なアイドル性が、彼の存在によって確立されていると、他でもないこの東京ドームで再確認した。もちろん3人も1人1人の素晴らしいアイドルである。だけど4人集まった時の圧倒的な純粋さ、何色にでも染まることができる柔軟性と覚悟。その4人お手製のあたたかみはNEWSのコンサートでしか感じられない。「こうすればみんながもっと楽しいかな?」と次々にエスコートしてくれTEPPENを見せてくれそうな気持ちがきちんと伝わってくる。真面目で仕事もできるのにさらに驚くほどにイケメンだし、もうすでに次のデート(ライブ)が楽しみで、ハートを掴まれっぱなしである。


何故ならほら、ファンは彼女だから(ドヤ)

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まずは感謝と謝罪と弁解を。
わたしたちが浜崎あゆみに共感できなくなった理由」という記事を書きました。ネットって怖いな!こんなにも爆発的に広まると思わず、1週間で6万viewほどされたようです。本当にありがとうございます。煽るようなタイトルにした理由は、いま浜崎あゆみを無視している人たちへの怒りでした。どの口が言うねんというツッコミは甘んじて受けます。だけど『A ONE』がすっごく良かったから、これはみんな聴けばいいのに!なんで聴かれないんだ!あゆだからか!あゆは昔の人だからか!でも最新作こんなにもいいんだから昔ファンだったアラサー女子(ex.女子高生)はすごく多いはずだから!これで興味が向くなら向いてくれ!えーいこのタイトルつけちゃえ!!!という勢いでした。それなのに炎上しなかったいまのあゆファンみんな優しい(号泣)昔のファンというスタンスの想いを読んでいただいてありがとうございました…。ましてやpineappleさんにはアンサー記事まで書いていただいたりしてもうなんだか、冥利に尽きます(号泣)

結局ライブには行きました。別に記事をあげたのでそちらも読んでいただければ。
6/6 浜崎あゆみ@代々木第一体育館

そしてまだある弁解は、あの記事、5000字近くあるのね笑。みんなよく読んでくださったと思うと共に、それ以上長くしたらさすがにブログ記事としてダメだろうと自制が働いて、好きだった理由・歌詞・曲・どこに共感したのかなど一切抜いたまま書いたのです。だけどあれが広まるにつれ、個人ブログならどれだけ長くなってもいいかな…とだんだん書きたくなってきたのですよ…ということで前書きもそこそこに、懐古厨丸出しだけどよろしければお付き合いくださいませ。諦めるよりも怖いことなどないのだから。

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いま見るとだいぶ拙いけれど、懐かしい感想を発掘したので、お蔵入りになるのも寂しいしとりあえずアップしておきます。「中の人」本当に面白い舞台だったなー。再演してくれたら観に行くのに。


(以下、2014/5/17作成)


ジャニーズの人が出演する舞台を見るのは2度めだった。
初めて見た東山紀之・生田斗真の「サド公爵夫人」は信じられないほどの美しさに現実を忘れるような舞台だった。東山さんが登場したときの内面からの輝きったら…!

今回観劇した「中の人」はジャンルとしてはコメディ。関西出身のわたしとしては、演劇は往々にして笑いのツボが合わないことが多いので、純粋に加藤シゲアキさんという人を観に行こうと思っていた。けれど観たあとは、単純にこの舞台に魅了されてしまっていた。



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